セラミドは保湿成分でヒト型、非ヒト型、疑似の3種類があります。ヒト型は人の肌と同じ構造のセラミドで肌に潤いを与えることが期待できます。表示成分は1やNPなどセラミドの後に番号かアルファベットが記載されています。非ヒト型は、馬、豚、小麦など動植物の天然成分から作られています。
表示ではウマスフィンゴ脂質や植物性などと記載されいます。疑似タイプはセラミドと似た構造ですが別のものです。表記は化学物質名の表記です。保湿クリームを選ぶ際には表示成分に1やNPなどと表記されているタイプや、他の保湿成分であるヒアルロン酸、コラーゲン、スクワラン、ワセリンなどの保湿成分が一緒に配合されているタイプも良い選択です。
保湿効果が高いセラミド成分が配合されている化粧品は高額なものです。肌を保湿するために使いたいクリームなどは背伸びし過ぎて高額なものを使うと続けることが難しくなる場合があるので、無理なく使うことができる価格帯のものを選ぶことも大切なことです。また、使用の際にはメーカーが推奨している分量を使うようにします。高額なものを使っても規定量以下の少ない量を使っていては効果が得られないことも考えられます。
乾燥が気になる部分には重ねづけも必要です。クリームは外的な負担や摩擦から肌を守ることも期待できるので、目元や口元など保湿を行なうことで乾燥による小じわやたるみなどを防ぐことも期待できます。乾燥が気になる部分には重ねづけすると良いです。さらに乾燥しやすい部分を中心にハンドプレスをしてしっかりと馴染ませるとより効果的です。