アンチエイジングや乾燥肌、敏感肌に有効な成分であるセラミドはスキンケア用品や化粧品でよく耳にする有名な保湿成分ですが、セラミドには種類があり、それぞれに特徴があり保湿効果の高いものとそうでないというものがあるという事をご存知の方も少ないのではないでしょうか。化粧品を選ぶ際、セラミドが配合されているのに効果が感じられないという方は種類を知ってから購入したいものです。セラミドの種類としては、天然、ヒト型、植物性、合成４つがあり、天然のものは、馬の脊髄などから抽出されたもので、人間の肌に元々あるものに非常に近いという性質を持っています。ヒト型は、人から抽出されたわけではなく、酵母を利用して作られているものなので、構造が人間の本来もっているものに近いため、アレルギーなどを起こしにくいというメリットがあります。
植物性は、米やぬか油などから抽出されているもので、保湿には高い効果が期待できないものですし、合成のものも、石油の減量などから抽出されたもので、大量生産できるので天然のものに比べると非常に低価格ですが、効果があまり期待できないという特徴があるので気を付けたいものです。このように種類によって、効果が違い、価格も違うという事なので、化粧品を購入する際には記載されているものの種類を確認した上で購入するということが大切ですし、肌に保湿力が欲しいという方には天然成分のものが入っている化粧水を選ぶという事をお勧めします。